夏、風は少女に恋をした


手のひらの中に  夕焼けみたいな風のメロディ
焼けた肌を潤して
息切らして走る  あの花を見つけた場所へ
ただいまそしてありがとう

いつか見た桃色はないけれど  心に溢れるは光
若葉をつけた木は  空を目指す
太陽まで届け

ほてった顔を  葉のざわめきにゆだねて
胸が騒ぐ雲を追う
灰色の街じゃ  見つからないんだ何処にも
君への想いが時を越える

いつも見つからなかった  未来を
一緒に探してくれた
そして辿り着いたのは二人の  太陽と風の世界

季節をめぐる  風を感じて
暖かな夢を  胸に刻もう
その夢の中で  あたしはいつも
朽ちることのない  真実を見る

信じることと信じられることに慣れて
道照らす光が消えた
愛しい日差しを想う度に気づく
時間は決して戻らない

青い空と  無数の緑と
癒しの風と  眩しい笑顔と
全て確かに  確かに此処に
存在してた  覚えていますか

季節はめぐって  あたしはここにいて
君との思い出を  思い出してる
素肌をなでる  冷たい空気
風は止まらず  秋が来る



Lyric:ふるや  Music:はらだ

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